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No.67水処理の基本
栗田工業株式会社KCRセンター
池上徹
栗田工業/KCRセンターの池上です。№67の水処理教室では、「水処理で使用される微量の単位」についてお話いたします。水処理では、ごく微量の化学物質を処理対象とするため、それを表す単位が用いられています。一般的に知られている単位のppmは、part per millionの略で100万分の1を表しています。その他、水処理でよく使われる単位について解説いたします。
ただし水処理においては、単位重量当たりの水に不純物がいくらあるかというよりも単位容積あたりの水をベースに考えることが多いため、水の比重が1の場合のみppmとmg/Lの数値が一致しますが、比重が1でない場合は若干のずれが発生します。そのため、かつて慣用的に使用されていたppmは姿を消し、現在ではmg/Lで置き換えられています。一方、大気の場合は、広くppmが用いられています。たとえば1立方メートルの空気中に200mlの炭酸ガスが存在すると、1立方メートルは100万mlですから200ppm(200ml÷100万ml)となります。
用語解説
ある物質の単位体積の質量(密度)と、標準物質の単位体積の質量(密度)との比。通常4℃の水を標準物質とする。
CHECK
POINT!
出典:よくわかる水処理技術(株式会社日本実業出版社発行)
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解説
水処理の分野ではごく微量の化学物質を処理対象とするため、日常生活ではあまり聞かれない単位が当たり前のように登場します。ここで、水処理について学ぶ上で必要な濃度と重量を表す単位について紹介します。よく使う代表的な単位として、ppmやppbがあります。これらは量を表す単位ではなく濃度を表す単位です。よく知られているパーセントという単位は、正確にはppc、つまりpart per centのことで100分の1を表しています。これと同じようにppmやppbは、それぞれpart per million、part per billionを略したものです。millionは100万、billionは10億を意味しますから、ppmは100万分の1、ppbは10億分の1を示す単位です。そして最近では、分析技術が進歩して1兆分の1の濃度ppt(part per trillion)で存在している物質も測定できるようになりました。